どーも。
なぎにゃぎです。
先日、AKBグループの総選挙が行われました。
婚約発表、卒業発表など色々とサプライズがあったみたいです。
自分好きなメンバーの順位を上げるために、お金を使いまくるアイドルオタクって謎の生態だなーと思っていましたけど、『押しが武道館いってくれたら死ぬ』を読んで、なんとなく理解できる気がしてきました(笑)
目次
推しが武道館いってくれたら死ぬ
地方のアイドルグループChamJamのメンバー舞菜と、その舞菜を全力で応援するえりぴよがメインで話が進んでいきます。
見た目もキレイでちゃんとお洒落も楽しんでいたえりぴよは、舞菜と出会ったことで全財産を握手券などの為に費やすことになります。

舞菜の人気を上げるためにCDを買い占める。
買い占めるせいで新規ファンが増えない。
そんな謎のジレンマが発生しています(笑)
生活するうえで基本となる「衣・食・住」よりも推しメンにお金を注ぎ込む。
怪我してCDを積むことができないときは、臓器を売る計画を立ててお金を工面しようとしています。

これがオタクって言われる人の愛情なのかなー。
これが本当のファン心理!?
自分の応援しているメンバーが有名になって欲しい。
もっと大きな場所で歌ってほしい。
やっぱりメインは武道館!!
そんな熱すぎる思いってドロドロした感じに表現されることが多いですけど、このマンガでは嫌味もなく表現しています。

古参オタのくまささんが語っている「僕が一番れおのことを好きでいたい」
この気持ちを共感できる人は多いのかもしれません。

ただ生きていてくれることに感謝(笑)


目が怖い・・・。
推しメンのために頑張れる
アイドルは夢を売る仕事。
どんなに辛いことがあっても推しメンのためだったら頑張れる。
働きすぎて怪我したにも関わらず、復帰直後から働きまくってます。
私の頑張りが舞菜のCDになる。
その売り上げで舞菜は好きなパンを食べる。
それが舞菜の血肉になる・・・。
凄い考え方です(*’▽’)

ChamJamのメンバーがガールズコレクションに参加する。
オタとしては参加したいけど、着ていく服がない。

ちょっと百合マンガ
前作の『まんがの作り方』でも女性同士の恋愛を描いてましたけど、今作も少しだけ百合っぽいマンガになっています。
ただドロドロした感じではないので、そういった表現が苦手な人でも気にせずに読めると思います。

両思いだけど微妙なすれ違いが面白いです。
まとめ
僕はお金をつぎ込むようなレベルまでハマったことってありません。
握手券付きCDを買い占めるアイドルオタクって謎の生態だなーって感じていましたけど、このマンガでアイドルオタクの気持ちが少し分かった気がします。
自分が頑張って稼いだお金でアイドルを笑顔にさせたい。
アイドルもそれに応えたい。
ファンとの距離が近いってことが地下アイドルの魅力なんだろうな。
そんなことを感じるマンガでした。

AKBグループにもこんな時代があったのでしょうね。
Kindle Unlimited対象外になってしまいましたが、興味がある人はぜひ読んでみてください。
ではでは。